母の引っ越し⑸
6月は夫が様子を見に帰ってくれたので、
夏休みになってすぐ、一緒に帰省して
伸び放題の草刈と、出てきたままになっている冷蔵庫掃除。
母は随分新しい暮らしになれてきたようだが
空調入れっぱなしの生活で少々風邪気味
思いたって夫と金峰山に登ってみた。
実家からも母の住宅からも正面に見える
市の西にある山
中学校までは、遠足やら何やらでよく上ったものだが
もう、50年。登ろうという気になったことはなかった。
いつも、ばたばた、帰省して、ばたばた帰るばかりだったので。
城跡巡りが趣味の夫が、愛宕さんだの大文字だの
登ろうと誘ってくるのを断り続けていたが、
故郷の山になぜか、登ってみようという気になった。

夏目漱石『草枕』にも書かれている峠の茶屋から
30分ほど
登山口

さるすべり
という急傾斜を登る近道もあるのだが
60半ばでは、とても無理なのでまわりながらうねうね登る
中学生はその急斜面を競争で登っていたが・・・
山頂から市街

有明海、天草方面

数年前、コロナで休校になった時
急に愛宕さんに登りたくなって
京都に来て初めて山登りをした
地元の中学生はうちの子どもたちも毎年登っているので
行ける、と思ったが、たいがいしんどかった。
愛宕さんと金峰山がどう違うのかわからんと登ったが
気分的には似たようなものだったかもしれない。
「登ってみたい」という「心境」
この景色を見たら、頑張って登ってよかった
と思う。
65歳。
この「心境」がまたやってくることがあるかな?
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