定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

白洲次郎と正子

ぼんじゅん

以前、NHKのドラマ「白洲次郎」(2009年)
白洲次郎:伊勢谷友介
白洲正子:中谷美紀
で放送された。
その時から、一度訪ねたいと思っていた。




ちょうど、去年の今頃「武相荘」に行って
買ってきた文庫本
白洲正子のエッセイ
『ほんもの』をちまちまと読んでいて読了した頃に
雑誌「和楽」で特集していた


次郎さんは
「葬式無用 戒名不用」と遺言に書き


夫婦円満の秘訣は一緒にいないこと


互いの人生に対する尊重


それぞれが、すっきりと立っている
そんな、姿に憧れる


お墓もそれぞれ、並んで立っているという。


年をとると、平野屋さんで鮎をたべるのも、
これが最後ではなかろうか、と毎年のように思う。
別に鮎にかぎるわけではない。花をみても、月をながめても、そのような想いは、
年とともにいよいよ深く、こまやかなものになって行く。
これを老人に与えられた神の恩寵と思って感謝しているのだが・・・
どちらにしても、人間にはこんな風にしか生きられないというものがあり
死ぬまではそんな風に生きていくしかないと覚悟している。「ふかみどり」

80歳の頃の文章


「こんな風にしか生きられない」
という境地には、まだまだ、達せず
ことあるごとにじたばたしている63歳。