定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

「光る君へ」始まる


学生時代から、「源氏物語」を読み続けて、40年。
やっと、来たか!と、いう感じ。


大河ドラマは、戦国、幕末、戦国、幕末、時々、江戸、鎌倉・・・
藤原摂関家の攻防は絶対おもしろいのに。
と常々思っていたので、決まった時は、うれしかった。


主役級の人々紫式部=吉高由里子、
藤原道長=柄本佑はさることながら、
周辺の人々も
古典の教科書のお馴染みの人たちで、
キャステイングにわくわくした。


「花山天皇の出家」に登場の
花山天皇・・・本郷奏多
先の秋ドラ「ゼイチョウ」の副市長というより、
高校生は「キングダム」のハマりすぎといわれた異母弟、成キョウ
という方が分かってくれる。


その花山天皇をだまくらかして出家させる
粟田殿=藤原道兼=玉置玲央
この方は、どこかで見た人だと思っていたら、
秋の「大奥」では、とてもいい人だったのに悪役を熱演。
家族の中で、長兄・道隆(井浦新)にはかなわず、弟道長を虐待している。
この家族関係が、東三条家のために暗躍する花山天皇出家事件に
結び付くのだと早くも匂わせているところが絶妙。


「枕草子」「中納言参りたまひて」
の中納言=藤原隆家(竜星涼)
「そんなに見たことのないホネならくらげのほねなのでしょう」
というネタをおもしろいから自分が言ったことにしてくれ、
と清少納言に言うノリの人。
父、道隆亡きあと
兄、伊周=三浦翔平、とともに、中の関白家没落につながる
花山天皇に弓射かけた事件をおこすなどのからみを思うとワクワクする。


子役ではない人たちが登場する
(子役たちもなかなかよかったが)
明日第二回、に期待!