「光る君へ」(3)
女御の涙。
帝に「子をなすことが帝のつとめ」
ときっぱり、いいきられ、実家、東三条殿にいる
道長の姉、詮子(吉田羊さん)
「一の皇子は右の大臣の女御の御腹にて(桐壺)」
光源氏の母は、桐壺の更衣。父は大納言だが亡くなっている。
第一皇子の母は右大臣の娘、弘徽殿の女御
「源氏物語」の中では、悪役中の悪役で源氏を目の敵として
振る舞う人だが、
父、大臣の意向を一身に女御として入内し、
一族の悲願である皇子を産んでも
帝の愛を求める女御・詮子の涙がせつない。
弘徽殿の女御の視点だ書かれた
『十二単衣を着た悪魔源氏物語異聞』(内館牧子)
映画化もされた(伊藤健太郎主演)
知的で美しい弘徽殿の女御だった。
一族の悲願を一身に背負う女御という立場もなかなか、
辛いものがあるのだなと吉田羊さんの女御を見ていて思った。
天皇の母、国母としての
この方のこれからの変貌を楽しみにしている。
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