定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

「光る君へ」花山天皇の出家

キングダムの成キョウ=花山天皇=本郷奏多君
とうとう、出家。


寛和二年丙戌六月二十二日の夜、

あさましく候ひしことは・・・
みそかに花山寺におはしまして、
御出家入道せさせ給へりしこそ。
御年十九。
世を保たせ給ふこと二年。
そののち二十二年おはしましき。(『大鏡』)


十七で即位して、十九で退位。
そののち二十二年は飼いごろし。


本郷君、キングダムの成キョウ役でハマりすぎと評判だったが、
花山天皇も、極めてはまり役。


出家させられて、
「我をば謀るなりけり」
と粟田殿(=道兼=玉置玲央氏)につかみかかろうとする
ところなど、悲痛だった。


御所を抜け出す場面で
手紙を取りに戻ろうとする、花山天皇に
粟田殿が「そら泣きし給ひける」
本文通りに玉置氏がウソ泣きするところを見たかった。


とにかく、目論見通りにことが進んで東三条殿=兼家(段田さん)
満面の笑み。うまいなあ。


しかし、
花山院、まだまだ、やらかします。
乞うご期待!