定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

『日日是好日』



「読んでから観るか。観てから読むか」


このブログのひとつのテーマなのですが、
ブログの題にもさせてもらった『日日是好日』(新潮文庫)は
先に読んでいた好きな本でした。
お茶の心得はまったくありませんが、
映画化された時、お茶の先生役が、長年のファンである樹木希林さんなので
すっ飛んで観に行きました。


その後DVDでもう一度観ました。
2度目観て、じわっと沁みこんできた。という感じです。
希林さんが亡くなった後だったからかもしれません。


聴雨 「雨の日は、雨を聴く」p216


が好きです。映画のなかでも雨の音が聴こえてくるような気がしました。


「悪い天気」なんて存在しない。(毎日がよい日)p218


毎年、同じことを繰り返しても、決して同じではない。
むしろ、同じことを繰り返せる幸せ。
よい時も、悪い時も、どの日も同じ日はない。
人生にとってかけがえのない1日。


今までもそうだったのだけれど、
ばたばた過ごしてきてしまいました。
定年後のこれから、よいことも、悪いことも
丁寧に受けとめて暮らしていこうと
ブログの題にさせてもらいました。


ps
希林さんには数々の名作がありますが、
数10年前の「先生のお気に入り」
というドラマで、「芸術高校の国語の先生」 という役が大好きで、
あんな迫らない国語の先生になりたいと思っていたことです。