ちょっと、いい記事
先週の天声人語
1990年代の頃。
伊香保温泉で障害者の客が浴場を汚したことに対して
苦情を訴えた客に
女将が
「お客さんが別の旅館に行ってもらえませんか。
この人たちは、うちにしか来られないんですよ。」
娘さんが継いで目指すのは徹底して「旅行弱者」に寄り添う旅館。
先代女将の心底にあったものは
中学校の時小児まひの仲良しの友だちがいたこと。
その子が悲しい思いをしていたこと。
「でもね、そういう世の中じゃいけないと思ったんですよ。」
幼い頃の「想い」が自分の仕事への姿勢を変え、
自分の周りを変え、
少しづつ、「そういう世の中」を変えてゆく。
その「想い」を信じたい。
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