定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

2022年12月のブログ記事

  • 師走の『古都』

    師走になると、毎年飾っている絵葉書。 東山魁夷の「年暮る」(1968) 定年になったら、読もうと積んどいた本。 昔読んだ本を再び読み返している。 川端康成の『古都』もその一冊。 昭和の修学旅行のおきまりのパターンで京都に来て、 清水坂から見た夕暮れの京都の風景に強烈に魅かれ、 住むようになって40... 続きをみる

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  • 秋ドラの復習

    今期の秋ドラが続々、最終回。 アトムの童 ゲームにこんなに可能性があったのか、 ゲーム・ダメダメおばさんは目を開かれた。 若い二人の掛け合いが爽快だった。 個人的にはオダギリジョー氏に最後まで悪役に徹してみてほしかった。 PICU小児集中治療室 志子田君の美しい涙に、涙。 子どもたちとの交流に涙。... 続きをみる

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  • 窪田君:助演映画・二本

    ものすごいワケありなのだが、佇まいが暖かく優しい その静かな佇まいが残された人を癒している。 そんな窪田正孝君の作品二本 「マイ・ブロークン・マリコ」永野芽衣主演。 友達の遺骨を抱えて逃走する主人公シイノが 逃亡先で出会う釣り人マキオ。 さりげなく助けてくれて、帰ってゆくシイノに駅弁を買ってくれ見... 続きをみる

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  • 新年の準備③

    新しいカレンダーを準備するのが、年末の 楽しみのひとつだ。 陰暦カレンダーは数十年、愛用している。 季節を感じるにはやはり陰暦じゃないと、と思う。 閏年には、まるまるひと月、閏弥生などと入ってくる。 そして、また次の1年かけてもどっていくところが面白いし、 その年は天候が不順だったりすると感じてい... 続きをみる

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  • 読んでから観た「母性」

    『母性』湊かなえ さすが、イヤミスの女王。 数年前に読んでいたが、 読んでいる間は面白くて、面白くてどんどん読めてしまうが、 読んだ後、イヤな感じが残る。 この作品も、その一つで中身はすっかり忘れていた。 「ハコヅメ」の二人が母と娘をやるというので見に行ったが、 映画見ながらこんな話だったったっけ... 続きをみる

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  • 大掃除in熊本

    91歳になる母が実家で一人暮らししているので、 年末の大掃除をしようかなと帰省した。 熊本は、まだ、散らずに銀杏並木が残っている。 京都はすっかり散ってしまったので、やはり暖かいのだろう。 熊本地震後、やっと天守閣が復旧した。 通町筋からのこの風景が自分の故郷の原風景だと気が付いた。 幼い頃から当... 続きをみる

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  • 『傲慢と善良』ほんまに、刺さる一冊

    帯の通り「刺さった」 とにかく読みだしたら止まらない。 これほど一気読みしたのは宮部みゆきの「ソロモンの偽証」以来だ。 婚活アプリで知り合った女性が失踪。 彼女の行方を追ううちに、 恋愛小説が「他人という謎」を追う、ミステリーとなる。 それは、また、「自分という謎」を追うミステリーでもあった。 人... 続きをみる

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  • 血圧神経症?

    また、血圧がはかれなくなっている。 血圧、体重など1年間記録できるノート。 7冊目になった。 更年期が落ち着いた頃から、 どんどん血圧があがり始めたので、とにかく 毎日はかって記録していた。 57歳の時、職場でくも膜下出血、救急搬送された朝、 160/90 だった。 発見が速かったので、一命をとり... 続きをみる

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  • 新年の準備②

    五年連用日記。 小学校5年の時から、日記を書き続けている。 担任の先生に毎日出して、コメント書いて貰うのがうれしくて 小学校卒業しても 癖になって50年。 書かないとなんか気持ち悪い。 手書きの日記も日記でそれなりにいいものだ。 ノートから普通の日記帳 3年連用日記。 5年連用にしてから、来年は5... 続きをみる

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  • ベルばら50年②

    初めて読んだ時 生意気な女子中学生は頭を殴られたようだった。 また、少女漫画の古典のようなもので、 何度読んでも、同じところで感動し、 また、読む年代で違うところで泣いたりする。 ずいぶん大人になってから読んだときは 父上お答えください もしも もしもあたりまえの女性としてそだっていたら・・・ わ... 続きをみる

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  • 新年の準備

    鞄を軽くする。手帳を小さくする。 定年の年の目標でした。 手帳をA5からA6(文庫本サイズ)にして来年は二冊目。 まだ、仕事に片足突っ込んでいるので、 やっぱりバーチカルが使い勝手がよい。 完全に抜けたら、レフト式にして自分のことだけを書き込むのが目標。 退職してからかばんは、ナイロントートにした... 続きをみる

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  • 元気な先輩女子の本②

    本当に、70代「面白そうだ」と思った。 だいわ文庫 ひと世代前、「カリスマシングルマザー」と言われ、 『クロワッサン症候群』(松原惇子)の中で 批判されていたのは読んだ。 ご自身の著作はこれが初めてです。すみません。 p101過剰な仕事や付き合いから解放され、 余計な欲や見栄やこだわりが抜け落ちて... 続きをみる

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  • 今週の「相棒」・ちょっといいセリフ

    病休中、活字が読めなかった時、 毎日「相棒」の再放送みていたものだから、 すっかり、「相棒」ファンになってしまい 「相棒」やっていたら、何回か見た再放送でも 見ずにはいられない体質になってしまった。 新しいシリーズ亀山君が帰って来て懐かしい。 (冠城君押しなのだけれど) 第7話「砂の記憶」 今週は... 続きをみる

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  • 冬の花火

    この二日ほど、嵐山で花火やっている。 寒いから行かないけど、 冬は空気が澄んでいるので、たいそうきれい。

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  • 「一番好きな季節」

    一晩で、一気に冬になった。 朝、「おはよう朝日です」で気象予報士のまさきさんが 「空気が一度に入れ替わりました。」と言っていた。 毎年、言っているが。 ユーミン・荒井由実の曲と共に育ってきた世代だ。 この季節になると必ず聞きたくなる曲。 アルバム「ひこうき雲」の「ベルベットイースター」 一番好きな... 続きをみる

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