『枕草子』は「徹頭徹尾定子賛美と自分の自慢話」 (「眠れないほどおもしろい紫式部日記」板野博行p116) 「香炉峰の雪いかならむ」という中宮定子の問に 私は「白氏文集」の漢詩を知っていたからだまって簾をあげました という、自慢話なのだが、 これを書いたころ、すでに中関白家は没落しており、 この場面... 続きをみる
2024年4月のブログ記事
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映画化されると聞いたので 急いで、読んだ。 読んでから、観た。 杉咲花はすごい! こんな役は、今の若手ではこの人しかできない。 主人公、貴瑚の揺れ動く繊細な感情 怒り、憎しみ、悲しみ、愛、を見事に表現している。 最大のキーマン杏さん:志尊淳君 ネタバレになるので書かないが 「半分青い」での、青年「... 続きをみる
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「宮へ初めてめて参りたるころ」 清少納言、 初めて参内する場面。 宮に初めて、参りたるころ、ものの恥づかしきことの数知らず、 涙も落ちぬべければ、 サマーウイカさんは、顔も上げられないほど臆して、 涙目になるという感じではまったくなかったが、 いと冷たきころなれば、さし出でさせ給へる御手のはつかに... 続きをみる
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もうすぐ、終了しそうだったので、駆け込みで観にいったが、 観に行ってよかった。 音響や映像の特殊効果があるわけではないが、 これは、劇場で集中して観るべき作品だ。 箒で道を掃く音で目覚め、 丁寧に布団をたたみ 歯磨き 自動販売機で缶コーヒーを買って 仕事へ トイレ掃除に集中 このまま、トイレ掃除だ... 続きをみる
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パワハラ、セクハラ、横行する 昭和、平成、をすごしてきた定年女子としては 共感するところあり、反発するところあり、 でも、 おもしろく、見ていたが 最終回の結論が 「寛容になりましょう」 ですか・・・? 二話目くらいで出ていた 「話し合い」の方が説得力があった 主人公が、昭和に戻り 今まで、あたり... 続きをみる
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長いこと、 ??? と思いながら、心の中でくすぶっていたことを 明確に言葉にしてくれるので、 毎朝「すかっと」ジャパンの心境。 女の幸せは結婚 決して譲らなかったお母さんが 見合いの仕切り直しに振袖を買いに行くために 待ち合わせしたお汁粉屋で 大逆転! 女が法律を学ぶのは「時期尚早」と説く桂場(マ... 続きをみる
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仕事がはやく終わったので、 はやめの列車にのれて、ちょっと 降りてみた。 しかし、もう、散りかけ。 下に渓流が流れるこの駅で、10分でも下りるのは ちょっと、度胸がいる。 春にはまだ、下りる人がちらほらあったが 秋に下りてみた時は、本当に一人きりで 次の列車が来るまでの10分でも 心臓バクバクした... 続きをみる
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BS朝ドラの再放送「オードリー」のパパ役、段田さん。 4月から毎朝、お目にかかってはいるが、 アメリカ帰りの自由なパパとうって変わって 東三条殿:藤原兼家 一族に繁栄と波紋を残して、とうとう亡くなる。 「大鏡」花山天皇の出家の場面で 限りなく、黒幕として描かれている 東三条殿は、もしさることやした... 続きをみる
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お花見の続きです 京都市植物園 他の季節には何度も来ているのですが、 こんな花盛りの時に来たのは 40年ぶり? チューリップ園 枝垂れ桜も さまざま 枝垂れ桜に こんなに種類があるとは。 チューリップと桜のコラボ ゆきやなぎと桜のコラボ 北門から出たところ 北山通りから 桜が 塀をはみ出しています... 続きをみる
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いいお天気だし、 入社後、初めての休日の娘がつきあってくれたので 岡崎あたりで、お花見 蹴上インクライン 疎水べり 平安神宮へ 平安神宮・御苑の桜 1983年映画化された市川崑監督の「細雪」 長女、岸恵子・次女、佐久間良子・三女、吉永小百合・四女、古手川祐子 次女の夫、石坂浩二 みなさん、若い、... 続きをみる
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