定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

元気な先輩女子の本➅

『60歳からのほどよい暮らし』石黒智子
エッセイスト。
暮らしの中のさまざまな知恵、提案はさることながら


歳をとると光の感じ方が違ってくるのかもしれませんね。
赤がきれいに見えるし、新緑、紅葉、空の青さと夕焼け、雪解け、
花や種も若いころよりずっと美しい。p98

同感!


60代はみんな異口同音にして言う
「どっぷり落ち込んだときは、ぐずぐず悩まず、
さっさと寝るに限る」同感です。p134

同感に同感!


明日のことさえまったくわからない。
わからない明日のためにすることなど何もないから
今日を大切に生きるのみです。p140

さらに、同感!


あとがきの
90歳のお母さんのエピソード
現実感のない認知症テストをする主治医に
「私は女学校へ行けたけど、英語は1年の時だけでした。
数学など授業のないまま、卒業証書をいただきました。
当時は女学校へ進学できなかった人が、ほとんどです。
だって戦時中だったのよ。
90歳を過ぎて2-3ができないから認知症だと決めつけていいの?」
あっぱれ!
お母さんは93歳で天寿を全うされたそうです。