定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

桜が咲いたら・・・

夫の妹の七三日忌のお参りに滋賀まで行く
ちょうど、桜が満開

義妹が植えた庭の枝垂れ桜


夏の終わり頃にちょっとした不調で病院に行ったところ
ステージ4の癌であることがわかり
半年と言われていた


自宅で療養していたので秋に
お見舞いに行ったが、
お孫ちゃんとわらわらいた五匹の猫たちに気がとられて
あまり、話ができなかった


年を越して
「また、ゆっくりお姉さんとしゃべりたい。
 ツーショットも撮りたい。
 桜が咲いたらまた、来てね」
という手紙をもらった。


二月に急激に悪くなり、駆け付けたが、
もう、話ができる状態ではなく
3月初めに亡くなった


一つ年下、63歳になる年。
同じ、時期に結婚し、
同じ時期に長男を妊娠、
いっしょに大きなお腹を抱えていた。


義父をおくり
義母をおくり
人生の同士のような義妹だった


おっさん(お坊様)の法話の後、紹介してくださった歌


いのちの歌   竹内まりや
・・・
ほんとうにだいじなものは
隠れてみえない
ささやかすぎる
日々の中に
かけがえない
喜びがある


いつかは誰でもこの星にさよならを
する時が来るけれど
命は継がれてゆく
生れてきたこと
育ててもらえたこと
出逢ったこと笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう
 
以前から、好きな歌だったけれど
今日は特に、心に沁みた。