定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

「光る君へ」婿になる

なんだか、やけっぱちの行動にもみえるが、
政治世界で生きてゆく覚悟なのか、
道長くん
とうとう、倫子の御簾をくぐる。


御簾をくぐるということは体の関係ができるということで、
三日間続けて通うと
  二日行って、一日休んではだめで
「続けて」三日通うと、三日夜餅を食べて
「所顕しーところあらわしー」
という結婚披露の宴がもようされ
世間的にも夫婦として認められる。


母方の出自がとわれる、貴族社会で
倫子は宇多天皇の血をひく家系。
後に、多くの子をなし、道長栄華のもとを築く。


光源氏も父帝が左大臣と図った政略結婚。
12歳で元服した時だった。
正妻、葵上は4歳年上
臣戚降下して「ただ人」となった源氏の妻となることは不本意で
長い間、「心通わぬ、いぶせき正妻」だった。
長男夕霧君を産んだ後、命をおとす。・・・生霊騒ぎで。


ドラマでは、たとえ、政略結婚であっても、
猫にしか興味がなかったのではなく
自分の方から見初めた相手の正妻となったこの方は
当時では極めて、ラッキーガールなのかもしれない。