定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

『大人の生き方 大人の死に方』海原純子

海原さんの本は
若い頃随分読ませていただいた。


イライラしたら心を点検する。そして、イライラを抑え込もう、
紛らわそうとせず、本当は自分が何をしたいのかを周囲に話してほしい。・・・
自分の願望と周囲の状況を、双方がよりよく生きられるために、

話し合う。そんな機会にしてほしい。p37
    イライラするばかりの今日この頃。


まず、自分で失敗したり、うまくいかなかったりしたら、
そのとき自分でできる最大限の努力をする。
次に実行したら後は手放す。
人からどう思われるかという気持ちを手放すのである。
相手の感情は自分の思い通りにはいかない。p50


物差しが異なる人とは上手に共存したい。
そのためには、自分の物差しを押し通すでもなく、   
相手のものさしをうのみにするでもないコラボレーションが必要だろう。p147
     まず、自分の「ものさし」をしっかり、持つこと。からかな・・・。


私自身は若くなくちゃできないことを追い求めるのはやめにした。
年をとったら、年をとらなくちゃできないことがあるからだp220
     なかなか、その境地には至れないから、
     60歳になってもじたばたしています。


「ネコの視点」
ネコは、「しなければならない」と考えて行動したり、

計算したりしない。したいことをしたいようにしている。


「内在型目標」で生きることは成熟証明。
「他者からの評価ばなれ」をして初めて、
真に成熟した大人への一歩を踏み出すといえるだろう。p232


ひとがどう思うかが気になって、
気になってしかたがない日本人。
「どう思うかは人の課題」と『嫌われる勇気(岸見一郎さん)』p164
も述べていますが、


これからの人生
他者にどう思われるかよりも先に、自分がどうあるかを貫きたい。
つまり、自由に生きたいのです 同著p164


いろんな本で、同じようなことが、目についてしまうのは
自分が、そう考えているからなのでしょう。


なかなか、一歩が、踏み出せないのですが・・・