窪田君:助演映画・二本
ものすごいワケありなのだが、佇まいが暖かく優しい
その静かな佇まいが残された人を癒している。
そんな窪田正孝君の作品二本
「マイ・ブロークン・マリコ」永野芽衣主演。
友達の遺骨を抱えて逃走する主人公シイノが
逃亡先で出会う釣り人マキオ。
さりげなく助けてくれて、帰ってゆくシイノに駅弁を買ってくれ見送ってくれる。
もういない人に会うには、自分が生きているしかないんじゃないでしょうか
あなたの思い出の中の人と、あなた自身を大事にしてください。
という言葉とともに。
逃走から戻って、昼から餃子をアテにビールを飲んでいる、
中華料理屋のテレビでその人が事故で亡くなったというニュースが
流れているのだが、シイノは気つかず、
やや立ち直って現実にもどってゆく。
「ある男」妻夫木聡主演
自分の名前を変え、戸籍も変えて生きてきた
重いワケアリの男
出会って再婚し、子どもまで生んだ相手が実は
名前とは全然違う人物だった。
夫の急な事故死の後、
依頼されて「その男」の過去を追ううちに弁護士(妻夫木聡)も
「自分とは何者か」という「問い」に向き合うことになる。
事実を知った後の妻(安藤サクラ)の言葉
彼の過去を調べる必要はなかったかもしれません。
真実を知ることが大事ではなく生きてきた時間がとても大事だった。
大事なことは、
「今」「目の前の」「その人」とどう向き合うか。
でも、その人の真実をしっかり受け止めたからこそ、
向き合うことができたのではないだろうか。
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