定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

三回目「ワンダフル・ライフ」

とても好きな映画で、過去に二回見ていた。
是枝監督の作品だと知って、最近、三回目を観た。
人生を終えた人たちが、
自分の人生で一番印象に残った出来事を映像にし、
その記憶を持って、あちらへ行く。
選べなかった人たちはそこに残って、
映像創りのお手伝いをしている。


伊勢谷友介の映画初出演の作品で、選べなかった青年。


選べずに、映像づくりを手伝っていたが、
昔の恋人の夫となった人の旅立ちの
お手伝いをしているうちに、
自分も選べてしまって、旅立つことができた望月(ARATA)
二人とも、その後の活躍を思わせる、鮮明な印象。


自分は人生のどの場面を選ぶだろうか。


この先は分からないが、
定年退職したばかりの今は


【仕事のない休日。
 5歳くらいの娘を公園で遊ばせている。
 はらはらと降りしきる銀杏を追いかける娘。
 ベンチに座ってぼんやり眺めている私。
 いいお天気の秋の午後】