定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

なにげに、京都本

京都に住んで、40余年。
ばたばた暮らすばかりで、少しも味わっていないことに気が付き
定年になったら、京都の暮らしを味わおうと決心して
「なにげに・・・」と写真を撮ったりしてみるのだが、
もっと、「京都」を知ろう!
と思って、読んだ数冊。

1977年生まれ、50年近くを京都にくらしても、
やはり、「洛中」
   「翔んで埼玉」で”京都市長”が言うところの
で暮らした人は違う。
季節の推移に沿って、
古典、和菓子屋さん、etc
人間同士、どれだけ親しくとも下手に近付けば時に衝突もする。
横並びや人との協調を貴ぶ日本人一般の性質とは異なり、
互いの領域に踏み込むことを何よりも嫌悪する京都人。p88


然り!


本当に静かな京都を味わうなら冬がいいp89


以前は
師走になると、すっかり人出が減ったものだが、
最近はそうでもないかな・・・
こんな本を読まなければ、「静かな京都」
に出会えなくなった・・・のかも・・・


「千年往生の地」と言われるように、
京都の魅力は歴史の魅力。
歴史の魅力は古典にある。
街のそこここに、
『源氏物語』が
『枕草子』が
『平家物語』が
『徒然草』が・・・
もう一度、古典を読み直して
京都めぐりをしようと決意!した本。