定年女子の日々・是好日

「定年」にはなりましたが、非常勤で働く「日」「日」です。

『人生はあなただけのものじゃない』トム・ラス

「同世代の中で最も偉大な思索家・ノンフィクションライターの一人」
と言われる、トム・ラスの著作。


人生とはこの世の中を少しでも良くするためにこそあるp99


という一文に、強烈に撃たれた。


大好きで、いつも卒業してゆく3年生に贈っている
次の詩を思い出したからだ。


「成功とは何か」

よく笑い、十分に愛すること。

知性ある人々の尊敬を勝ち得、

子どもたちに愛されること。

一流の批評家から認められること。

美に感謝すること。

誰かに貢献すること。

この世を少しだけ善いものにして去ること。

陽気な子どもをこの世に送り出すのでも

小さな庭を造るのでも

大きな社会問題を解決するのでも。

どんなやり方であってもよい。

全身全霊で遊び、情熱を込めてうたうこと

私の存在によってこの世でたった一人でも

気持ちが安らいだ人がいることを知ること。

それが、できたら、人生は成功だったと言える。

    ラルフ・ウオード・エマーソン

具体的に人の為に「何かをする」
ということではなくて、
自分が日々やっていることが、
人に返ってゆく。
人に関わっていく、ということを
意識して暮らすことではないだろうか。