元気な大先輩女子の本③
お正月に実家に帰省して地元の本屋をうろうろ
していて見つけた本。はじめに、の「97歳一人暮らし。」
に引かれ、90歳一人暮らしの母にあげようかと買ったものの
自分の方がまず読み耽ってしまった。
吉沢久子女子
「家事評論家」の草分け的存在。
2019年101歳で逝去。
「いい大人を何年もやってきたのですから」と
言われる大先輩の生き方に頭が下がる。
p132すでに持っているもの、できること、やってきたこと、
身につけた技術や、家族、友人の存在をひとつづつ数え、
それが自分にあることに感謝したほうが心が豊かになります。
今、「ある」ものを大切にする。そこに意識を集中すれば、
老いてゆくのも楽しめるのではないか。
p140三十代、四十代、五十代、六十代・・・、
幸せは必ずしも同じではないはずです。
p156 私の夫は生前
「老後に大切なことは、その人の人生でもっとも確かに
身につけたものを活かして、社会とのつながりを持ち続けること。
『誰かの役に立っている』と思えることがその人の生きがいになる」と
よく言っていました。」
その言葉通りを生きられた。
自分を大切にし、人を大切にし、その時その時の幸せを生きる。
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